トランジション・タウン 九十九里町

 前回は、「新しいコミュニティづくり」モデルの例として、大学を取り上げました。
今回は、同様のモデルの例として地域(ここでは九十九里町)を取り上げることにします。

上図は、トランジション・タウン 九十九里町をイメージしたモデルの例ではありませんが、初期のトランジション・タウン 九十九里町(地元経済を創りなおす:枝廣淳子著より)のイメージを、今回のモデルに当てはめてみた例を以下に示します。

ただ、2年程前からは、英国の小さな港町・トットネスをモデルにしたトランジション・タウン 九十九里町は、町の現状との乖離が大き過ぎると感じたので、現在では「トランジション・タウン 九十九里町 = ひとりひとりのトランジション」といった方向にトランジション(移行)しています。

 ところで、上記の2つのモデルを見比べてみると、初期のトランジション・タウン 九十九里町は「新しいコミュニティづくり」モデルの特別(地域経済再生)なケースであることがわかります。

つまり、本ブログサイトで取り上げている「新しいコミュニティづくり」のモデルは、10年以上の実践的な取り組みから得られた経験則による「トランジション・タウン」のモデルと比べても、より普遍的なモデルと言えるのではないかと考えられます。

これらのすべては、私が個人的に考えたものではなく、過去に既に存在していた概念であり、それらのひとつひとつを繋ぎ合わせることができたのは、城西国際大学での学びが一つの切っ掛けになったことを付け加えておきたいと思います。

※ 今後のトランジション・タウン 九十九里町への取り組みは、「新しいコミュニティづくり」のモデルの具体的な例を取り上げ、それを実現するための取り組みへとトランジション(移行)する予定です。

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