第5段階:喪(Mourning):「私たちは、グループを終えることを嬉しく、あるいは悲しく感じます」
誰かがグループを離れ、古い構造が終わり、新しい何かが始まる時です。
そして、ある時点でグループ全体が自分たちの仕事は終わったと判断するかもしれません。こうした終わりを記念し、各人の働きが評価されているという意識を醸成することは良いことです
この段階をうまく進めるために役立つこと:
- 1人または複数のメンバーがグループを離れる場合:ミーティングで時間を取り、彼らがグループに貢献してくれたことを振り返り、感謝しましょう。お祝いの会にしたり、プレゼントやカードを贈ったりしましょう。
- グループ全体が終わる場合:写真、出来事やメンバーのタイムラインの共有、ストーリーテリングなど、グループが成し遂げてきたことすべてを祝うイベントを開催しましょう。
- グループの一員としての経験について、各メンバーが話す時間を設けましょう。これには、グループを去ることへの悲しみや、人生で大切なものを失ったことなどが含まれるかもしれません。
- 困難な時期とその乗り越え方を認めましょう。その時期は、個人とグループの成長にどのように貢献したのでしょうか?
- グループの活動の結果として生まれた新たな芽やプロジェクトを認識し、グループが終了しても継続します。
- グループに資産や知識がある場合は、グループの目的を尊重しつつ、それらを継承していく方法を見つけます。
共に良いエンディングを迎えることで、メンバー全員が温かい思い出を持ち帰り、繋がりを感じ、価値を感じ、充実した気持ちになることができます。
More support:
For more support and information on developing healthy groups go here:
https://archive.transitionnetwork.org/do-transition/starting-transition/7-essential-ingredients/healthy-groups
Check out the 7 essential ingredients of Transition here:
https://archive.transitionnetwork.org/do-transition/starting-transition/7-essential-ingredients
This document is released under http://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0/
既に何等かのグループ活動に参加していらっしゃる方は、この機会に現在のグループがどの段階にあるのか確認してみるのも良いと思います。
私の場合は、新しいグループ(コミュニティ)を創造することが目的なので、先ずはグループの形成段階からこの資料の内容を参考にして、メンバー候補の方々と共に「健全なグループづくり」を目指したいと考えています。